日仏家庭の我が家ですが、長男(現在幼稚園の年長)次男(4月から幼稚園)の仏語習得状況をここで報告したいと思います。
長男より次男の仏語が話せる
原因:仏人夫によるミステイク
長男がまだ赤ちゃんだった頃から、単純に仏語で話しかける量が圧倒的に少なかったことが原因です。私は何度も夫に仏語で話しかけるように言っていましたが、なぜか聞く耳を持たず、、
変な日本語で話しかけるので、結果仏語が口からあまり出なくなり、焦り出して、仏語教室に4歳から通うという事態に、、だから言ったじゃないかと私は怒り心頭だったのですが
その失敗から、次男には積極的に小さ頃から仏語で話しかけるようになったことが一因。
原因:コロナでステイホーム時間が増えた
コロナ禍で夫の在宅時間が長くなり、単純に子供達が仏語に触れる時間が長くなったことが原因です。コロナは大変なことばかりですが、こういう良いことも少しはあるようです。
でもこれからはわかりません、、なぜなら次男は幼稚園に4月から通うので、そうすると日本語で過ごす時間が増えてきます。もしかすると口から仏語出なくなってしまうかもしれません。子供は自分が生活するにおいて必要な言語を習得する傾向にあるので、必然的に幼稚園で過ごす時間が長いと日本語がメインになってくると思います。
インターに通っていないなら仏語教室に行かせるべきか?
まだまだ私たちも子育て真っ最中なので結果が出ておらず、答えを出すには時期尚早かもしれませんが、答えはYESです。
そもそ我が家がインターに通学していない理由
我が家はフランスに夫が戻る予定がなく、日本にこのまま住居を構え続ける予定のため、日本の公立小学校に今年の4月から入学します。
駐在ファミリーであれば会社からの補助が出て、インターに行かすという選択肢もあったかと思いますが、日本の企業に勤めている夫には出ないため、元々コスト的にも難しいので断念しました。
日仏ハーフであれば仏語は話せる必要はそもそもあるか?
日仏ハーフとして産まれてきたのであれば、自分はフランスの血が入っているのになぜ話せないのか?と思い時が来るかもしれない。
よくハーフタレントの方が見た目は外国人(ここででは黄色人種のようではないのにという意味)のようなのに英語が話せなくて、、英語で話しかけれらて困ったというエピソードをテレビで話されていますが、そういった状況に直面することも想定されます。
そしてフランス人は特にご年配の方に多いようですが、英語を話せても仏語しか話さない方が多いため、絶対に『仏語話せるの?』と聞いてきます。(私も渡仏するたびに、毎回話せるようになったか?と聞かれてとても苦痛でした、、)
そう言った時に息子達が将来困らないように、仏語習得は必須だと思っています。
親が教えられるに越したことはないが、なかなか難しい
上記の段落でも書いたように、長男は全く仏語が口から出てこず、焦った私は必死でネット検索して今の仏語教室を見つけました。藁をもすがる思いで門を叩き、通い始めて4年目に入ります。宿題が毎回あり、宿題を教えるだけでいつもは温厚な夫がイライラしているのを見て、やはり実子に教えるのは限界があるというか難しいんだなというのを実感しています。
家で教える自身がある方には教室は必要ないかと思いますが、、
友達ができる→モチベに繋がる
長男はフランス語なんか嫌だー!とか言いながらなんだかんだで続けているわけですが、
お教室には同じような境遇のお友達が通っているので、そこで仲良い子ができると、その子と会えると言うのが息子のやる気につながっているようです。
何事も楽しい方が上達につながりますよね。夫も普段は仏人の友達が皆無のため、少しは付き添っていると仏語で話す機会があるようで、少しリフレッシュできているのではと思っています。
子供達のフランス語習得状況
長男(年長)
恐らくDELF Prim(※フランス国民教育省認定の公式フランス語資格である一連のDELF/DALFの中でも最年少の段階にあたります。HPより) A1.1くらいは最低でもできていると思います。耳では夫が言っていることは理解できているので、あとは恥ずかしがらず仏語で返すようになればいいと思いますが、夫が日本語を理解できていると分かりきってしまっているのでなかなか出てこないのが現実です、、、
次男(4月から年少)
アルファベットは完璧、数字も完璧、言葉も沢山出ます。これからが期待されますが、上記でも述べたように幼稚園に通い出すと仏語が出なくなってしまうかもなので、夫が仏語で話し続けることが肝になると思います。
これからも手探りは続く
日本で生活して日本の教育機関に通いながら、仏語を習得するのはなかなか至難の業ですが、
いつか息子達が大きくなった時に困らないようにこれからもサポートし続けるのが私たちの役目かなと思っています。今は特に長男はイヤイヤやってしまっているところがありますが、いつか感謝してもらえる時が来ることを信じて、、
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